2020年8月に高校生インターンシップを行いました。
当団体としては
・プログラムの設計
・受け入れ先企業との打ち合わせ
・当日の学生活動のファシリテーション
を行いました。
数日間のインターンシップでしたが、設計にはかなり苦労しました。。。ですが、数日間の間にも大きく成長する学生の姿や充実した笑顔には、本当に本当に、何事にも代えがたいやりがいを感じます。
インターンシップについては
1、高校生のインターンシップとは!?その背景やプログラムの概要
2、インターンシップをコーディネートする側の動き
3、学生たちの振り返り・感想
を記事にまとめていきます。
▼当団体で行った高校生インターンシップとは?
インターンシップというと大学生で行うイメージが強いものですが、最近は高校生で行うインターンシップの事例も少なくはありません。今回行ったインターンシップでは
・企業で行った合計3日間 + 学校で行った事前指導 の不連続な4日間。
・企業から与えられる課題の解決策を考える「課題解決型」。
(他には会社の仕事を体験するものや、社員さんにくっついて仕事を見るものなどがあります。)
という点が特徴だったと思います。

▼そもそもなんで高校生インターンシップを??
今回の高校生インターンシップでは
◎生き生きした大人の生き方を知る、会社を知り、生き方の幅を広げる
◎高校生が課題解決を通して、課題解決力をつけ、偏差値軸ではない軸での価値付けをする
ことを目的として行いました。
この記事を読まれている方は社会人の方が多いのではないでしょうか?
みなさんは高校生の頃にどんな悩みを持っていましたか?
「日本の学校」による調査では、高校生の悩みTOP5は、
5位 自身の容姿・スタイル42.7%
4位 日々の勉強について51.0%
3位 自身の学力について54.0%
2位 大学受験について55.5%
1位 高校卒業後の進路について62.3%
https://school.js88.com/koukousei/onayami/ranking
となっています。
みなさんも進路について悩みを持ったことありますよね。。。
今の高校生も変わりません。むしろ、いわゆる偏差値の高い大学に行って、大企業に入って…というような分かりやすいモデルが必ずしも正しいとは限らない時代になりました。自分なりの納得解を求められるような今の時代の方がむしろ進路についての悩みが強いのかもしれません。
また先日、高校生と話をしていて「満員電車に乗って、一日PCの前に座っているようなサラリーマンの生活は自分ができる気がしません…」と。なんだかかなーり偏ったイメージを持っている気がしませんか?
そこで、生き生きと仕事をする社会人の方々と協働する場を作ることで、
・高校生たちの持っている仕事のイメージを良い意味で壊すこと
・高校生が仕事に対して、未来に対してポジティブなイメージを作ってもらえればワクワクした気持ちで進路について考えることができる
ことを目指しました。
また、とある記事にこんなことが書いてありました。
アインシュタインは言った。
「人は誰もが天才である。しかし魚に木を登らせようとするのなら、その魚は一生、自分が愚かだと信じて生きていかなくてはならないだろう」
https://tabi-labo.com/279741/i-just-sued-the-school-system
本当にそう思います。徐々に変わってきているとは言え、「偏差値」が学校や高校生を評価する指標として大きな力を持っています。でもでも、この価値尺度では語ることのできない力を持った高校生だっているはず。
そんな高校生たちに、社会で通用する「課題解決の思考」を身につけてもらい、それぞれの個性に合った自分なりの答えを創ってもらう。そんな思いがこのインターシップには込められています。
▼受け入れ先の企業について
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▼プログラムの内容
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